Groover's Bend Custom
SMOOVE SLIDE STAR 
for mid-stroring
Lenght

 :6.8 ft

Power

 :ML+

Guide  :YSG-LSG-FST
Grips  :IPS SD-16K+EWBC
Lure Weigh  :1/32oz-1/8oz 
Price  :35,000 en
GROOVER'S BENDのソリッドテイップモデル「SMOOVE」シリーズ。このシリーズのミッドストローリング(スラッグフイッシング)専用モデル・・・これが「SLIDE STAR」です。

スライドスターは、ボトム〜中層を攻撃範囲にスラッグフィッシングに必要とされるスキルをインクルーズドしデザインされたミッドストローリング専用モデル。

ソリッドテイップセクションのホールド性能と、チューブラーセクションが司るスラッグ(ラインの弛み)の制御と操作性・・・この2つをバランスの上で融合させる事により「独創的」ともいえるトータルバランスを具体化しています。

ミッドストローリングにおけるアクション性能を探求した現時点での到達点・・・スライドスターは、あなたの中層攻略に新しい可能性を付加してくれるでしょう。
GROOVER'S BENDが考えるスラッグフイッシング専用モデル・・・「弛みを操る性能」を体感ください。


SMOOVE SLIDE STAR 開発コンセプト

スラッグフイッシング・・ラインの弛みをロッドで操り、その作用&反作用をルアーに伝達しアクションを作り出すテクニック・・・このミッドストローリングに代表される多角なテクニックをメインターゲットに操作性、ホールド性のトータルバランスを追求したロッド・・・これがスライドスターです。

スライドスターの基本構想は、リリースより遡ること3年前にGBIのソリッドテイップラインアップであるSMOOVEシリーズの旗艦としてスタートしました。この開発スタートより3年の間、試行錯誤を繰り返し「ニュアンス」を調整、、そして現時点での結論として実体化されました。

ミッドストローリング(スラッグフイッシング)を科学する

ミッドストローリングに代表されるスラッグ系テクニックの多くは、10人中10人がマスターできないテクニック。その最大の原因は「スラッグの操作性」といったタックルが司る部分のウエイトの大きさにあります。一見細かくロッドを振り、アクションできているように見えるが、スラッグを操作できないと実際は違った動きをしてしまっている・・・つまりアングラーが「アクションしているつもりになってしまっている」のです。

ミッドストローリングは若干弛ませたラインをロッドの反発力を使って大きく揺さぶり、その反作用でワームにロール方向のアクションを加える・・といった形でアクションを作ります。そしてこのローリングアクションこそ、バスの食性の引き金を引くフイネスな動きであり、そのアクションでトレースする事で通異常反応し難いバスを高確率でバイトに持ち込む事が可能となるのです。

つまり、ロールアクションの演出があって初めてその効果が期待されるという事。ロッドを細かく振ってもスラッグをうまく操れないとテイップで小刻みにラインを通してワームを引っ張る形となってしまい結果、「水中のワームが上下に震えるシェィキングアクション」となってしまいます。

アクションがローリングなのか、シエイキングになっているのか?・・・この事で結果は大きく変ってしまうのです。ただロッドを揺さぶり、リールを巻くだけではロールアクションは作れない・・・つまり「スラッグ」を操れるタックルでないとロールアクションは生み出し難い・・という事。

ミットストローリングに代表されるスラッグ系メゾットは、専用のタックルが必要であり、意外にもこのメゾットにおける「タックルがアシストする部分」は、大きなウエイトを占めるのです。

スライドスターの最大の特徴は、「スラッグ」の制御、操作性。

スライドスターの最大の特徴はソリッドテイップ部分のホールド性(食い込み性能)と、それにセクションされたチューブラー部分の可変テーパーがソリッド部分を支持することで可能となる「スラッグの制御&操作性」。この2つの性能が共に機能することでラインの弛みの操作が高い次元で可能となり、そのスラッグを利用する事でミドストのようなロールアクションの演出、又これから徐々に明らかになるスラックを活用するスラッグ系フイッシシング全般にわたり多角な活用が可能となるのです。

スラッグフイッシングは、大きな意味ではロッド、ラインの重さ、ルアーにかかる負荷(接水抵抗+自重+水圧)のバランにおいてアクションが演出されており、ルアー重量が大きくなるほど、又深いレンジになるほどロッドに大きなパワーが必要になります。しかし、ある一定のパワーを超えたパワーでアクションした時点でスラッグ振幅の減少等アクション自体を崩す要因が生まれる事もまた事実。

つまり、ルアー負荷から逆算されたブランクの復元力と復元スピードには、使用するルアー負荷毎に許容範囲が存在し、それよりも弱くてもBUT、強くてもBUT・・なのです。スライドスターはこの許容範囲をフロロカーボン4ポンドを基準に追求し、ブランクの復元力、復元スピードと負荷によるベンドカーブ位置を高い次元でシンクロすることで、1/16ozを基準とした1/32OZ〜3/32OZの推奨キャパシティ内において理想的なニュアンスを作り出しています。

スラッグを操る・・といった「感覚的部分」は、数値では割り出し難いもの。この感覚的部分をアングラーサイドから感覚という形で追求し、3年の歳月を経て実体化した「現時点での究極系」・・・それがスライドスターなのです。

弛みを操る・・このアドバンテージはきっと新しい可能性へとアングラーを誘うでしょう。弛みというニュアンスの世界にスライドスターでチャレンジしてください。



 
SMOOVE SLIDE STAR スペックアウトライン


ブランク
スライドスターは、SMOOVEシリーズの特徴であるソリッドテイップブランクを採用。ソリッド部分だけが曲がるのではなく、その下のチューブラー部分のテーパーをアクションの起点としてデザインすることでソリッドの持つ「ホールド性」とチューブラー+ソリッドが生み出す「操作性」を絶妙なバランスでコンポジットしています。

又、バット部分はアクションのブレ防止、バットパワーの強化を目的としたワンアンドハーフデザインを採用。使用感の向上、ファイト時のアドバンテージ確保に一役買っていいます。

グリップ
グリップ部分の仕様は、fuji IPS SD−16リールシートアップロックデザイン+EWBC(可変バランサー)。
クリップ直径を27mmとし、リア全長18.5cmのストレートタイプを採用しました。

グリップ材は、基本をEVA(スポンジフォーム黒)とし、オプションでコルク仕様をセレクトできるようになっています。


ガイド
ガイドは、FujiSICを採用。基本モデルは、バットの#30、#16の2個のみステンフレームSIC。残りは全てチタンフレームSICガイドを標準装備。

オプションでバット2個のステンフレームをチタンフレームへ変更可能です。




Groover's Bend Custom
SMOOVE SLIDE STAR for mid-stroring
 スペックデーター
レングス :6,8ft
ブランク パワー :ML+  
グリップ EVA、IPSアップロックグリップ+EWBC
(リアグリッ18、5cm)
ガイド :YSG30-16=ステンフレームSIC
YSG10-8&LSG6-5.5-5.5-5.5
-FST5.5 =チタンフレームSIC
ガイド8個搭載
基本スペック価格 35、000enn(TAX込み)
オプション  ガイド:オールチタンフレームへ変更=+4300enn
オプション グリップ:コルクに変更=+1950enn








膨大な時間をかけてニュアンスを熟成
スライドスターは、SMOOVE構想におけるメインロッドとして最も早く開発がスタート。その時点から試行錯誤を繰り返し、テーパーの骨格構成(完成度85%)まで1年。この完成度85%から100%までの15%のニュアンス調整に更に2年を有し、現時点での究極のバランスが生み出されています。

何も通さない時点でロッドが振れない・・しかし、ラインを通しルアーを結ぶ事による付加がバワーセクションに乗算された時点から軽やかな振りが可能となる・・・店頭で振った時点では感じれない「時の積み重ねが作り出したニュアンス」をフイールドで感じてください。
早春の北山湖でキャッチ
スラッグフイッシングは、早春のリザーバーで威力絶大。
このメゾットをマスターすればまさに鬼に金棒・・です。

ミドストでキャッチされたリバーBASS
ミドストは、そのリサーチ能力の高さから回遊性の強い河川や晩夏〜初冬のリザーバー攻略で威力を発揮します。
状況を絞り込む時点での活用や、ルートフイッシングにおいて活用する事で効率をUPすることができます。